歯内療法実習(アドバンス)
本コースでは、歯周外科や再生療法といった、一歩踏み込んだ歯周病の治療をするための知識と技術を学んでいただけます。
座学では、ヒト歯周病のロールモデルである犬を用いた歯周病学のエビデンスをベースとして、非外科治療の重要性から外科治療に切り替える意思決定と歯周外科のコツ、そして失った歯周組織を取り戻すための再生療法の原則と手技、これらの実践的な歯周病治療を学びます。
実習では、本コースのために特別に製作した部分顎模型と抜去歯を用いたキュレットの操作、超音波スケーラーではピエゾ式とマグネット式(キャビトロン)の使い方のコツ、豚顎を用いた歯肉の切開と縫合、そして日本発の歯周組織再生剤であるリグロスを用いての再生療法と大変盛りだくさんとなっています。
本実習を受講されますと、リグロス購入に際して、通常オンラインの使い方ビデオの視聴が必要ですが、ビデオ視聴なく購入する事ができます。(リグロス取扱代理店への登録は必要)
講師は、スウェーデンイエテボリ大学の歯周病学科で学位を取られたヨーロッパ歯周病・インプラント専門医である大月先生のもとで副院長として務めておられました、歯科医師齋藤伸和先生をお招きしております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
<日 程>
以下両日程、満員となります。キャンセル待ちを受け付けております。
大阪会場:2024年10月6日(日) 10:00~16:30 ※満員 キャンセル待ち
東京会場:2024年12月1日(日) 10:00~16:30 ※満員 キャンセル待ち
各会場、開場はいずれも9:40です。
<会 場>
大阪会場:ペントロンジャパンセミナールーム
– 大阪府大阪市淀川区宮原4丁目1-46 新大阪北ビル201 〒532-0003
東京会場:ペントロンジャパンセミナールーム
– 東京都品川区大井4-13-17 ユニゾ大井四丁目ビル6F 〒140-0014
<対象と定員>
各会場獣医師6〜10名
<受講料>
119,000円
※犬顎模型、豚顎、お弁当と飲み物含む
支払方法の詳細につきましては、お申込み後にご連絡させて頂きます。
<持ち物>
- 犬の抜去歯(歯石がついた状態で)3本
- デンタルミラー
- プローブ/エキスプローラー
- ファーケーションプローブ
- シックルスケーラー*
- キュレットスケーラー*
- 鑷子(アドソン有鉤1×2)
- 剪刀(アイリス鋭曲)
- 持針器(12cm: 4-0,5-0用)
- メスホルダー
- メス(15または 15c)
- 骨膜剥離子
- Monocryl 4-0 リバースカッティング針のもの3本
- 砥石
- オイル
- ルーペ(2.5, 3倍)
- ユニフォーム
- グローブ
- マスク
- キャップ
*印のついたインスツルメントについて:添付書類を参考にご準備いただくか、当社で代わりに注文することも可能です。
<内 容>
講師:歯科医師 齋藤伸和 先生 / 獣医師 津田卓二
講義
- 歯周病とはどのような病気か
- 歯周病治療の基礎知識
- 人間における歯周病治療の流れ
- 犬と人間での歯周病治療の違い
- 非外科歯周治療と外科歯周治療
- 失った歯周組織を取り戻す“再生療法“
- ケース
実習(透明根管モデルを用いての実習)
- 抜去歯牙を用いた、超音波スケーラー・手用スケーラー実習
- 犬の顎模型を用いた歯周外科実習
- 豚顎を用いた歯周外科実習
- 再生材料(リグロス)を用いた再生療法の実習
<申込締切>
定員になり次第(各実習開催日の1ヶ月前まで)
<申込方法>
実習のお申し込みは、以下フォームより受け付けております。
お問い合わせは、メールにて受け付けております。
office@vetsglobal.jp