歯内療法実習(アドバンス)
現場でよくみられる上顎第4前臼歯の破折。
露髄を起こしている場合は、抜歯か根管治療のいずれかの治療を選択しなければなりません。
裂肉歯である上顎第4前臼歯を抜歯することは一度の治療で終えられるメリットはあるものの、患歯側でモノを噛むことができなくなるだけでなく、結果プラークの付着がエスカレートし歯周病のリスクが高まる負のスパイラルにも陥ってしまいます。
この実習を受講し、ペットとしての犬において最も大切な歯である裂肉歯を保存するために、必要な知識と技術を身につけませんか?
過去の受講者の先生は、歯根端切除術実習やクラウン実習も受講され、どんどん獣医歯科の幅を広げられています。
講師は、初回から務めて頂いています、MTA書籍の執筆から講師まで幅広くご活躍の歯科医師の山本先生をお招きしました。沢山のエビデンスベースの講義は大変わかりやすく、毎年好評をいただいております。
<日 程>
⑴東京:2024年(令和6年)9月1日(日)10:00~16:30
<会 場>
ペントロンジャパンセミナールーム
– 東京都品川区大井4-13-17 ユニゾ大井四丁目ビル6F 〒140-0014
<対象と定員>
各会場獣医師10名(最小催行人数6名)
<受講料>
172,000円
(マイクロスコープまたはヘッドルーペ、エンド用エンジンの使用。NiTiファイル、バイオセラミック、ガッタパーチャなど消耗品費用。お弁当と飲み物含む)
支払方法の詳細につきましては、お申込み後にご連絡させて頂きます。
最低1本の歯牙に根管治療を行っていただいた犬の頭蓋をご持参ください。
犬の頭蓋をお持ちでない場合は、部分顎モデルをご購入いただきます。(33,000円税込)
顎モデルが必要な方は、8/10(土)までにご連絡ください。将来的にクラウン実習の受講をお考えの方は、少し大きめの中頭種の犬(17-18kg以上ぐらい)の、大きめの頭蓋が理想です。
頭蓋をご持参できる方は、139,000円
頭蓋をご持参できない方(顎モデルが必要な方)は、172,000円
となります。
<持ち物>
グローブとガウン、ヘッドルーペの準備はありますが、使い慣れたものが良い場合は、ご持参ください。
<内 容>
講師:歯科医師 山本信一 先生 / 獣医師:津田卓二
▼歯根端切除術
講義
- 概論
実習(抜去歯と顎モデルを用いての実習)
- 専用超音波チップによる根管形成
- MTA(エンドセムMTA)の充填
▼生活歯髄療法
講義
- 概論
実習(抜去歯を用いての実習)
- MTA(エンドセムMTA)の充填
<申込締切>
定員になり次第(各実習開催日の1ヶ月前まで)
<申込方法>
実習のお申し込みは、以下フォームより受け付けております。
お問い合わせは、メールにて受け付けております。
office@vetsglobal.jp