PRACTICAL COURCE
対象:中級〜専門を目指す
歯内療法は、まさに獣医歯科専門というためにどうしても押さえておきたい分野です。
プラクティカルコースの応用実習は、歯内療法やクラウンまでをトータルで学ぶことができる日本では数少ない専門実習といって良いでしょう。
2020年のコロナが始まった年からスタートし、これで5年目となりますが、代表の津田獣医師と歯内療法専門医である山本信一歯科医師とで作り上げた、手を動かすことを重視した実習会となっております。
講師は主に山本先生が務めておられますが、理解しやすい講義は大変好評で、複数回受講される先生もおられます。
ぜひ、多くの先生方に受講していただけたらと思います。
以下の4つの実習がございます。
▼各応用実習のご案内
1.歯周病実習 アドバンス 1Day
<日程>
大阪会場:2024年10月6日(日) 10:00~16:30
東京会場:2024年12月1日(日) 10:00~16:30
各会場、開場はいずれも9:40です。
<場所>
大阪会場:ペントロンジャパンセミナールーム
– 大阪府大阪市淀川区宮原4丁目1-46 新大阪北ビル201 〒532-0003
東京会場:ペントロンジャパンセミナールーム
– 東京都品川区大井4-13-17 ユニゾ大井四丁目ビル6F 〒140-0014
<受講料>
119,000円
※犬顎模型、豚顎、お弁当と飲み物含む
支払方法の詳細につきましては、お申込み後にご連絡させて頂きます。
<募集人数>
6~10名
<対象>
獣医師
<内容>
根管治療、レジン修復
この実習では、臨床でよく遭遇する失活歯を保存するための根管治療を学んでいただけます。
講義
- 歯周病とはどのような病気か
- 歯周病治療の基礎知識
- 人間における歯周病治療の流れ
- 犬と人間での歯周病治療の違い
- 非外科歯周治療と外科歯周治療
- 失った歯周組織を取り戻す“再生療法“
- ケース
実習(透明根管モデルを用いての実習)
- 再生材料(リグロス)を用いた再生療法の実習
- 抜去歯牙を用いた、超音波スケーラー・手用スケーラー実習
- 犬の顎模型を用いた歯周外科実習
- 豚顎を用いた歯周外科実習
2.歯内療法実習 スタンダード 1Day
<日程>
大阪会場 2024.8.4(日)10:00~16:30
東京会場 2024.8.31(土)10:00~16:30
<場所>
ペントロンジャパン大阪セミナールーム(最寄駅:JR新大阪駅)
ペントロンジャパン東京本社セミナールーム(最寄駅:JR大井町駅)
<受講料>
139,000円(税込:材料費、昼食、飲み物付き)
<募集人数>
6~10名
<対象>
獣医師
<内容>
根管治療、レジン修復
この実習では、臨床でよく遭遇する失活歯を保存するための根管治療を学んでいただけます。
2020年から5年目となる本実習は、人では一般的になりつつあるNiTiファイル、エンド用エンジン、MTA(バイオセラミック)を用いたシングルポイントテクニックの知識と技術を身につけることを目標としています。
これから根管治療を身につけたいという初学者の先生から歯科の専門性を打ち出したい先生まで、幅広くご参加いただけます。
ご要望により、本年からこの実習でレジンによる歯冠修復を行うことになりました。
3.歯内療法実習 アドバンス 1Day
<日程>
東京会場のみ 2024.9.1(日)10:00~16:30
<場所>
ペントロンジャパンセミナールーム(最寄駅:JR大井町駅)
<受講料>
139,000円(税込:材料費、昼食、飲み物付き)
※犬の頭蓋骨が無い場合、別途顎モデルの注文・購入が必要。33,000円:税込
<募集人数>
6~10名
<対象>
根管治療を行っている獣医師
<内容>
歯根端切除術と生活歯髄療法
このアドバンスセミナーでは、残念ながら根管治療が成功しなかった歯根を保存するために行う、外科的な歯内療法を実施するための知識と技術を学ぶことができます。
90%の成功率といわれる根管治療ですが、もちろん全ての行程において精度の高い手技を行った場合です。
うまくいかなかった場合に、「抜歯をしましょう」と簡単には言いたくありませんよね。
この実習に参加して、根管治療が成功しなかった時のための次の一手を打てる準備をしておきましょう。
もう一つ重要な歯内療法である、クラス2の不正咬合で下顎犬歯が口蓋などに損傷を与えたり、複雑破折後まもない歯牙を生きたまま保存する生活歯髄療法についても実習を行います。
本年から生活歯髄療法を本実習(アドバンスセミナー)にて行うこととなりましたが、過去スタンダードセミナーで生活歯髄療法を学んでレジン修復を学んでいない先生は、レジン修復を選んでいただくことができます。
その場合、過去にスタンダードセミナーを受講された先生、もしくは現在すでに根管治療をされている先生が対象となります。
4.クラウン実習:2Days
<日程>
1日目:支台歯形成
2024年(令和6年)10月27日(日) 10:00~16:30
2日目:クラウンset
2024年(令和6年)11月24日(日) 10:00~16:30
<場所>
日野どうぶつ病院(岐阜県岐阜市日野南7-6-13)JR岐阜駅の送迎あり(9:30集合)
<受講料>
239,000円(税込:材料費、クラウン技工料、昼食、飲み物付き)
<募集人数>
4名
<対象>
根管治療をされている獣医師
応募時に本実習で使用できる犬の頭蓋骨を持っていること。
こちらでは準備できませんから、お持ちでない先生はお申し込みできません。
<内容>
獣医補綴学
本実習は、根管治療を行った歯牙に補綴処置ができるようになることを目的としています。
1日目では、まず持参していただいた犬の頭蓋骨の歯牙の支台歯形成と印象採得を行い、実際に歯科技工所にジルコニアクラウンの作成を依頼します。
そして2日目には、出来上がったジルコニアクラウンをセットいたします。ジルコニアクラウンは、CR歯冠修復に比べ、頑丈かつプラークが付着しにくいという特徴を持っていますので、根管治療をした歯をより大切に保存したい飼い主さんにとって魅力ある選択肢となります。
申し込みフォーム
(株)Vetsグローバルリレーションズ
代表取締役 津田卓二